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vol.5 度忘れvol.5 度忘れ

こんにちは、WAGAZINEです。こんにちは、WAGAZINEです。

「WAGAZINE」(ワガジン)は、あなたのためのマガジンです。「WAGA」には「我が」、つまり「わたしの・自分の」という意味が込められています。自分自身を見つめながら、心もカラダも健康で美しく、かろやかに年齢を重ねていくためのヒントをお届けできればと思います。Vol.5のテーマは「度忘れ」。日常のふとした「あれ?」が、もしかすると重大な病に気づくきっかけかもしれません。健康に長生きするために私たちにできることからはじめませんか?さあ、「わたし」のために。次のページへ進んでみてください。「WAGAZINE」(ワガジン)は、あなたのためのマガジンです。「WAGA」には「我が」、つまり「わたしの・自分の」という意味が込められています。自分自身を見つめながら、心もカラダも健康で美しく、かろやかに年齢を重ねていくためのヒントをお届けできればと思います。Vol.5のテーマは「度忘れ」。日常のふとした「あれ?」が、もしかすると重大な病に気づくきっかけかもしれません。健康に長生きするために私たちにできることからはじめませんか?さあ、「わたし」のために。次のページへ進んでみてください。

「あれ、何を買いに来たんだっけ・・・?」「あれ、何を買いに来たんだっけ・・・?」

長寿大国として知られる日本。その平均寿命は男女ともに80歳を越えている一方で、平均寿命から介護状態などの期間を差し引いた「健康寿命」の平均は2016年時点で男性が72歳、女性が75歳となっています*。 特に女性においては、更年期を迎えるとホルモンバランスが変化し、血管の老化から脳血流が衰えやすくなります。それにより、脳の働きが鈍くなりもの忘れが多くなるうえ、進行すると認知症になってしまう可能性もあります。 さらに血管老化は心筋梗塞や脳梗塞などのリスクも上昇させる可能性があります。日常のふとした「あれ?」が、もしかすると重大な病に気づくきっかけかもしれません。健康に長生きするために私たちにできることはあるのでしょうか?本号では特に度忘れ(年相応のもの忘れ)にフォーカスして情報をお届けします。*出典: 令和2年版 厚生労働白書 図表1-2-6 監修: 伊賀瀬 道也 先生 愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授長寿大国として知られる日本。その平均寿命は男女ともに80歳を越えている一方で、平均寿命から介護状態などの期間を差し引いた「健康寿命」の平均は2016年時点で男性が72歳、女性が75歳となっています*。特に女性においては、更年期を迎えるとホルモンバランスが変化し、血管の老化から脳血流が衰えやすくなります。それにより、脳の働きが鈍くなりもの忘れが多くなるうえ、進行すると認知症になってしまう可能性もあります。さらに血管老化は心筋梗塞や脳梗塞などのリスクも上昇させる可能性があります。日常のふとした「あれ?」が、もしかすると重大な病に気づくきっかけかもしれません。健康に長生きするために私たちにできることはあるのでしょうか?本号では特に度忘れ(年相応のもの忘れ)に フォーカスして情報をお届けします。*出典: 令和2年版 厚生労働白書 図表1-2-6 監修: 伊賀瀬 道也 先生 愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授

覚えておきたい! 度忘れ OR 認知症Sign覚えておきたい! 度忘れ OR 認知症Sign

年齢を重ね、度忘れが多くなってきた、記憶力が衰えてきたと感じる方も多いでしょう。特に女性においては更年期症状の1つとして度忘れが増えるということも事実です。では、度忘れと認知症の違いはどこにあるのでしょうか?実際にはその区別は非常に難しいものですが、このような違いが挙げられます。年齢を重ね、度忘れが多くなってきた、記憶力が衰えてきたと感じる方も多いでしょう。特に女性においては更年期症状の1つとして度忘れが増えるということも事実です。では、度忘れと認知症の違いはどこにあるのでしょうか?実際にはその区別は非常に難しいものですが、このような違いが挙げられます。

度忘れ 認知症

  • A 体験したことを一部忘れてしまう(朝食のメニューを忘れる)A 体験したことを一部忘れてしまう(朝食のメニューを忘れる)

    体験したことを一部忘れてしまう(朝食のメニューを忘れる)体験したことを一部忘れてしまう(朝食のメニューを忘れる)

  • B 忘れている自覚があるB 忘れている自覚がある

    忘れている自覚がある

  • C 探しものを自分で 努力して探そうとするC 探しものを自分で 努力して探そうとする

    探しものを自分で 努力して探そうとする

  • D 人の名前が思い出せないD 人の名前が思い出せない

    人の名前が思い出せない

  • E 日常生活への支障がないE 日常生活への支障がない

    日常生活への支障がない

  • F 症状は極めて 徐々にしか進行しないF 症状は極めて 徐々にしか進行しない

    症状は極めて 徐々にしか進行しない

  • A 体験したこと自体を忘れてしまう(朝食を食べたことを忘れる)A 体験したこと自体を忘れてしまう(朝食を食べたことを忘れる)

    体験したこと自体を忘れてしまう(朝食を食べたことを忘れる)体験したこと自体を忘れてしまう(朝食を食べたことを忘れる)

  • B 忘れている自覚がないB 忘れている自覚がない

    忘れている自覚がない

  • C 探しものを誰かが盗んだなど、人のせいにすることがあるC 探しものを誰かが盗んだなど、人のせいにすることがある

    探しものを誰かが盗んだなど、人のせいにすることがある

  • D 名前や職業などその人に 関する情報をすべて忘れるD 名前や職業などその人に 関する情報をすべて忘れる

    名前や職業などその人に 関する情報をすべて忘れる

  • E 日常生活への支障があるE 日常生活への支障がある

    日常生活への支障がある

  • F 症状は進行するF 症状は進行する

    症状は進行する

度忘れが強い状態で、正常と認知症の中間的な状態を「軽度認知症(MCI)」と呼びます。MCIのうち約半数が5年以内に認知症に移行するといわれていますが、この段階から予防的活動をすることで進行を遅らせることが期待できます。 POINT 以前より度忘れが増えている、度忘れの程度が同年齢の方に比べてやや強いと感じたら、念のために専門医を受診してみるとよいでしょう。監修: 伊賀瀬 道也 先生 愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授度忘れが強い状態で、正常と認知症の中間的な状態を「軽度認知症(MCI)」と呼びます。MCIのうち約半数が5年以内に認知症に移行するといわれていますが、この段階から予防的活動をすることで進行を遅らせることが期待できます。 POINT 以前より度忘れが増えている、度忘れの程度が同年齢の方に比べてやや強いと感じたら、念のために専門医を受診してみるとよいでしょう。監修: 伊賀瀬 道也 先生 愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授

天才だって忘れるから天才だって忘れるから

エクオール・ダ・認知エクオール・ダ・認知エクオール・ダ・認知

女性ホルモンが減少し、記憶力が低下?女性ホルモンが減少し、記憶力が低下?女性ホルモンが減少し、記憶力が低下?

女性ホルモンの1つであるエストロゲンは脳神経系の働きにも深く関わっており、女性ホルモンの減少によって記憶力などが低下してしまいます。特に女性は、思春期以降エストロゲンが長期間常に体にある状態で過ごしてきており、このことは認知機能低下に予防的に働く可能性も報告されています。女性ホルモンの1つであるエストロゲンは脳神経系の働きにも深く関わっており、女性ホルモンの減少によって記憶力などが低下してしまいます。特に女性は、思春期以降エストロゲンが長期間常に体にある状態で過ごしてきており、このことは認知機能低下に予防的に働く可能性も報告されています。女性ホルモンの1つであるエストロゲンは脳神経系の働きにも深く関わっており、女性ホルモンの減少によって記憶力などが低下してしまいます。女性のからだにとって重要なエストロゲンも、40代に入ると減少してきます。そんなときに味方となるのが「エクオール」。女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持ちます。

女性ホルモンが 減少し、記憶力が低下?女性ホルモンが 減少し、記憶力が低下?女性ホルモンが 減少し、記憶力が低下?

女性のからだにとって重要なエストロゲンも、40代に入ると減少してきます。そんなときに味方となる成分として注目されているのが「エクオール」。エストロゲンとよく似た働きをします。エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌で代謝され作られますが、日本人の約半数は作ることができないと言われています。女性のからだにとって重要なエストロゲンも、40代に入ると減少してきます。そんなときに味方となる成分として注目されているのが「エクオール」。エストロゲンとよく似た働きをします。エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌で代謝され作られますが、日本人の約半数は作ることができないと言われています。これまでの研究から特に女性において、エストロゲンにさらされる期間が長いことが、認知機能低下に予防的に働く可能性が報告されています。

エクオールを腸内で作れる人と作れない人との間で、認知機能※について差異を調べたところ、作れない人では軽度認知機能障害(MCI)のリスクが4倍高いという報告があります**。エクオールを腸内で作れる人と作れない人との間で、認知機能※について差異を調べたところ、作れない人では軽度認知機能障害(MCI)のリスクが4倍高いという報告があります**。海外では、エクオール産生能のある閉経後の米国人女性が2.5年間毎日イソフラボンを摂取したところ、認知機能が改善傾向にあったという報告も。日本でも、エクオール産生者と非産生者との間で認知機能について差異を確認した結果、非産生者では軽度認知障害(MCI)のリスクが4倍高いという報告があります。

女性ホルモンが 減少し、 記憶力が低下?女性ホルモンが 減少し、 記憶力が低下?女性ホルモンが 減少し、 記憶力が低下?

こうした報告をふまえると、規則正しい食事や運動といった生活習慣に加え、女性ホルモンと似た働きをもつエクオールの摂取は、認知機能を維持していくうえで役立つ可能性があるかもしれません。※認知機能:ものごとを記憶する、判断する、順序立てて行うなどの脳の機能** Igase M, et al. Geriatr Gerontol Int 2017; 17: 2103-2108.こうした報告をふまえると、規則正しい食事や運動といった生活習慣に加え、女性ホルモンと似た働きをもつエクオールの摂取は、認知機能を維持していくうえで役立つ可能性があるかもしれません。※認知機能:ものごとを記憶する、判断する、順序立てて行うなどの脳の機能** Igase M, et al. Geriatr Gerontol Int 2017; 17: 2103-2108.こうした報告をふまえると、食事・運動といった規則正しい生活習慣の中にエクオール摂取を取り入れることは、認知症予防につながる可能性があるかもしれません。

女性ホルモンが 減少し、 記憶力が低下?女性ホルモンが 減少し、 記憶力が低下?女性ホルモンが 減少し、 記憶力が低下?
VERY EASY LET'S SELF CAREVERY EASY LET'S SELF CARE
監 修 伊賀瀬 道也 先生 愛媛大学大学院 抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授 認知症予防には“運動”がよいとされています。運動と聞くと敬遠しがちな方もいらっしゃるかもしれません。そこでオススメなのが、毎日手軽にできる“片足立ち”。片足立ちによって筋肉や骨が強化されれば“血管のアンチエイジング(動脈硬化予防・改善)”にも役立つため、結果的に脳の血流がUPし、認知症予防が期待できます。監 修 伊賀瀬 道也 先生 愛媛大学大学院 抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授 認知症予防には“運動”がよいとされています。運動と聞くと敬遠しがちな方もいらっしゃるかもしれません。そこでオススメなのが、毎日手軽にできる“片足立ち”。片足立ちによって筋肉や骨が強化されれば“血管のアンチエイジング(動脈硬化予防・片足立改善)”にも役立つため、結果的に脳の血流がUPし、認知症予防が期待できます。

簡単セルフケア 片足立ち KATAASHI簡単セルフケア 片足立ち

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左右1分ずつを1セットとして、毎日3セット左右1分ずつを1セットとして、毎日3セット

+αのセルフケア かかと落とし KAKATO+αのセルフケア かかと落とし

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10回を1セットとして、毎日3セット10回を1セットとして、毎日3セット
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豚バラの ネギ塩レモン鍋豚バラのネギ塩レモン鍋

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記憶に残して、残さず食べたい!記憶に残して、残さず食べたい!