閉経について

閉経とは

月経が永久に停止することを閉経と言います

女性のからだが性成熟期のおわりに達し、更年期になり卵巣の活動性が次第に消失し、月経が永久に停止した状態を「閉経」といいます。
月経が停止した時点では閉経を診断することは難しいため、1年間(12ヵ月間)以上の無月経を確認した時、1年前を振り返って「閉経」と判定します。
子宮摘出後などのように月経により判断できない場合には、ホルモン値「FSH(卵胞刺激ホルモン)値 40mIU/mL以上かつE2(エストラジオール;体内で最も活性のあるエストロゲン)値 20pg/mL以下をもって閉経後と診断されます。

玉田太朗ほか:日本産科婦人科学会雑誌 47:947-952, 1995

玉田太朗ほか:日本産科婦人科学会雑誌 47:947-952, 1995

50歳前後で閉経する人が大部分ですが、閉経の時期には個人差があり、40代前半の早い時期に閉経する人もいれば、少数ですが、55歳を過ぎても月経がある人もいます。

閉経年齢について

平均寿命が伸びエストロゲンレベルが低い状態で生活する年数は伸びています

閉経年齢は、過去の歴史の書物からの報告でも、ほぼ50歳と記されています。
閉経を超えて女性が生きられるようになったのは、20世紀になってからのことです。

閉経年齢について

女性の場合、閉経以降エストロゲンレベルが低い状態が続くことによって生活習慣病のリスクが高まります。その予防のためにもエストロゲンが急激に低下する更年期のヘルスケアはとても重要です。

髙松 潔 先生
監修 髙松 潔 先生
つくばみらい遠藤レディースクリニック 顧問

1986年 慶應義塾大学医学部卒業。

1992年 ドイツ・ベーリングベルケ社リサーチラボラトリー留学。

2007年 東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授。

2008年 慶應義塾大学医学部客員教授(産婦人科学)兼任。

2024年 つくばみらい遠藤レディースクリニック 顧問。
日本女性医学学会専門医・指導医、同学会理事長、
日本女性心身医学会認定医、同学会理事長など。

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公開日:2015年10月30日

更新日:2026年1月26日