イライラ
の原因・症状と対策方法
イライラの症状について
【症状の概要】
更年期になると、以前は気にしなかったことやちょっとしたことにイライラしたり、怒りやすくなるなど、感情のコントロールが難しくなることがあります。
- 前は気にならなかったことに急にイラッとする
- 突然焦燥感にかられる
- ささいな出来事に腹が立つ
- 気が付くと顔がこわばっている
イライラが起こる原因
セロトニンは、神経伝達物質の1つでストレスホルモンと言われるノルアドレナリンをコントロールし、精神を落ち着かせ、「幸せホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンの生成に関わる女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、セロトニンが不足し、感情がコントロールできずにイライラするようになります。また、社会や家庭での様々なストレスにより、自律神経のバランスが崩れることも要因となります。
簡単にできる対処法
気持ちを安定させる効果のあるカルシウムや、ストレスにより消費されるビタミンCを摂りましょう。セロトニンの分泌をよくするために朝日を浴びることもおすすめです。アロマセラピーでリラックスすることも効果的です。
監修
野崎 雅裕 先生
野崎ウイメンズクリニック 院長
1979年九州大学医学部 卒業、1999年 九州大学病院産婦人科 准教授、
2006年 九州中央病院 副院長を経て 2010年より現職。
日本産科婦人科学会専門医、日本女性医学学会 認定医・代議員、日本女性心身医学会認定医・評議員、NPO法人 更年期と加齢のヘルスケア学会(理事・九州支部長・シニアメノポーズカウンセラー) など学会および団体に所属。
長年、不妊治療、思春期から更年期のホルモン療法や漢方療法、月経痛や女性のこころとからだの悩みに関する医療に従事されている。
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