エクオールの効果
エクオールの効果を証明する様々な結果
更年期には女性ホルモン(エストロゲン)の低下と共に様々な不調があらわれます。
マイルドなエストロゲン様作用のあるエクオールの摂取により各不調への効果が確認されました。
エクオール10mgで改善される8つの症状
エクオールでホットフラッシュが改善
ホットフラッシュは、顔や胸元などがいきなりカーッと熱くなり、ほおが赤くなったり大量の汗をかく症状。
更年期症状の初期の代表的な症状の一つです。
1日1回以上のホットフラッシュのあるエクオールが作れない女性に12週間10mgのエクオールを摂り続けてもらったところ、ホットフラッシュ(ほてり)が明らかに改善したという結果が出ています。

Aso T, et al. : J Womens Health 21:92-100, 2012 より作成
ホットフラッシュのあるエクオールを産生しない45~60歳の閉経後女性126人を、エクオール10mg摂取群とプラセボ摂取群に分け、12週間毎日摂取してもらった。
プラセボ摂取群に比べてエクオール摂取群のホットフラッシュ(ほてり)の回数が有意に減少した。
エクオールで首や肩のこりが軽減
更年期には首や肩のこりも出やすくなります。
エストロゲンレベルの低下で血流が滞るためと考えられています。
首や肩のこりのある人が、10mgのエクオールを12週間摂り続けたところ、明らかに首・肩こりの自覚が改善しました。

Aso T, et al. : J Womens Health 21:92-100, 2012 より作成
1日1回以上ほてりを感じ、エクオールを産生しない45~60歳の閉経後女性126人を、エクオール10mg摂取群とプラセボ摂取群に分け、12週間毎日摂取してもらったところ、プラセボ摂取群に比べ、エクオール摂取群で、首や肩こりの自覚症状の程度が有意に軽減した。
エクオールで肌のシワの広がりを抑制
エストロゲンは肌の弾力を司るコラーゲンやエラスチンなどの生成に関わる美肌ホルモンと考えられています。
低下することで肌はハリを失いやすく、肌老化は加速します。
12週間、10mgのエクオールを摂り続けた結果、目尻のシワの広がりを抑えたという結果が出ています。

Oyama A, et al. : Menopause 19: 202-210, 2012 より作成
エクオールを産生しない45~60歳の閉経後女性を対象とした、12週間の臨床試験の結果、プラセボ群(34人)で認められた目尻のシワ面積の拡大を、エクオール10㎎群(34人)では有意に抑制した。
エクオールで骨密度の減少を抑制
エストロゲンの急激な減少は骨密度にも影響を与え、骨折リスクの増加につながります。
特に閉経直後は骨密度の減少が著しく、1年間に約2%の骨密度が減少します。
約1年間にわたる試験の結果、エクオール10mgの摂取で骨密度の減少を約半分に抑えられたという結果が出ています。

Tousen Y, et al. : Menopause 18, 563-574, 2011 より作成
エクオールを産生しない46~63歳の閉経後5年未満の女性を対象とした約1年間の臨床試験の結果、エクオール10㎎摂取群(24名)では、プラセボ摂取群(21名)でみられた約2%の全身骨密度の減少を有意に抑制した。
エクオールで脂質代謝が改善
更年期に入ってからの健診で、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)値の高さを指摘される女性は少なくありません。
エストロゲンとの関係ですが、エストロゲンは肝臓で悪玉コレステロールの代謝を促進する働き(悪玉コレステロールを低下させる)があります。
12週間にわたって試験を実施したところ、エクオール10mgを摂取した期間で脂質代謝の改善が認められました。

Usui T, et al. : Clin Endocrinol 78:365-372, 2013より作成
エクオールを産生しない閉経後の女性25名(薬物治療実施中の肥満症、メタボリック症候群の外来患者)に12週間ずつ、エクオール10㎎、あるいは、プラセボを摂取してもらったところ、エクオール10㎎摂取期間で悪玉コレステロールの値が有意に低下し、脂質代謝を改善した。
エクオールで糖代謝を改善
更年期にエストロゲンが減少すると、メタボリック症候群(メタボ)にもなりやすくなってしまします。
メタボは、糖代謝異常である糖尿病などの生活習慣病と密接に関連します。
12週間にわたって試験を実施したところ、エクオール10mgを摂取した期間で糖代謝の改善が認められました。

Usui T, et al. : Clin Endocrinol 78:365-372, 2013より作成
エクオールを産生しない閉経後の女性25名(薬物治療実施中の肥満症、メタボリック症候群の外来患者)に12週間ずつ、エクオール10㎎、あるいは、プラセボを摂取してもらったところ、エクオール10㎎摂取期間でHbA1Cの値が有意に低下し、糖代謝の改善が認められた。
エクオールで血管機能を改善
エストロゲンには血管をしなやかに保つ働きがあるため動脈硬化の予防が期待されます。
12週間にわたって試験を実施したところ、エクオール10mgを摂取した期間で血管機能の改善が確認されました。

Usui T, et al. : Clin Endocrinol 78:365-372, 2013より作成
エクオールを産生しない閉経後の女性25名(薬物治療実施中の肥満症、メタボリック症候群の外来患者)に12週間ずつ、エクオール10㎎、あるいは、プラセボを摂取してもらったところ、エクオール10㎎摂取期間で血管の硬さの指標であるCAVIの値が有意に低下した。
エクオールで手指の機能や痛みを改善
手指の痛み、しびれ、こわばり。リウマチなどの原疾患がない場合、女性ホルモンレベルの低下が関与している可能性があり、放置すると変形することもあります。
エクオール10mgを手のしびれや指の関節痛のある更年期以降の女性が3ヵ月間摂取したところ、6割近い方に手指の機能や痛みの改善が認められました。

平瀬雄一:日本女性医学学会雑誌 25:307-311, 2018 より作成
手指の第2関節の不調のある男女119名(女性117名、男性2名)に、1日あたり10mgのエクオールを3か月間摂取してもらったところ、約6割の人が、機能評価試験(DASH-JSSH)や痛みの計測(VAS)のスコアの改善が認められた。

1986年 慶應義塾大学医学部卒業。
1992年 ドイツ・ベーリングベルケ社リサーチラボラトリー留学。
2007年 東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授。
2008年 慶應義塾大学医学部客員教授(産婦人科学)兼任。
2024年
つくばみらい遠藤レディースクリニック 顧問。
日本女性医学学会専門医・指導医、同学会理事長、
日本女性心身医学会認定医、同学会理事長など。









